
すっかり春ですね。仕事の移動中にあちこちの桜を楽しめるのが春の仕事の楽しみです。しかし、桜咲く前の2月3月は私の耳鼻咽喉が試練の時でした。
2月上旬、毎年の花粉症対策の為、耳鼻咽喉科にお薬をもらいに行きました。今年もゴールデンウィーク頃までのお付き合いの始まりにうんざり。
2月下旬、リビングにヨガマットを敷いて拷問ストレッチ(胸椎伸展)をしていると、急に天井がぐるぐる回りだしました。まるでジェットコースター。まるで泥酔千鳥足。起き上がっても危なくてしばらく動けませんでした。動けるようになった後は問題なく日常生活を送れたので一過性の事かとちょっと安心しました。翌朝、目覚めてお布団から起き上がった瞬間「だめだこりゃ」とぐるぐる回る世界の中で呟き、再び耳鼻咽喉科へ。不思議なもので、しばらくじっとしていると普通に動けるようになり、一日ぐるぐるする事はありません。目の動きや耳の聴こえなど色々調べた結果、良性発作性頭位めまい症と診断されました。耳の中に付着している耳石という炭酸カルシウムがはがれて神経にあたって脳みそに間違った指令を出すそうです。耳鳴りや吐き気もなかったのが救いでした。再発しがちらしいので、今も毎日耳石を追い出すためにめまい体操をしています。
3月上旬、これから2週間休みなく仕事が忙しくなるという二日前の夜中、猛烈な咽喉の違和感で目が覚めました。何かがへばりついているような痛いような気持ち悪さでマウスウォッシュでうがいをして再び眠りにつきましたが、翌朝全く変化のない違和感で、それはだんだん明確な痛みに変化し、やがて鼻がずるずるしてきて最悪の状態で固定されました。仕事がなければひたすら寝て治すのですが、そんな暇はありません。またしても耳鼻咽喉科へ。前回から2週間ほどしか経っていないからか先生はなんの疑問も持たず「めまいの経過はどうですか?」と聞いてきましたが、こちらはそれどころではありません。症状を伝えて診てもらうと咽喉がかなり赤くなっているとの事。そりゃもう喋るのも拷問なくらいの痛みでしたから。インフルもコロナも流行っているから検査しましょうと言われ、初めて鼻の奥に棒を入れられる例のコロナ検査を受けました。意外とインフルも初めてかも。。結果はどちらもシロ。最強のただの風邪でした。当然仕事が始まるまでに治る事もなく、忙しい日々の中で薬に頼りながら少しずつ回復して2週間が終わるころに風邪も無事終息を迎えると思いきや、症状が落ち着くと同時に鼻の穴の入口(出口?)にヘルペスが出てきてシャレにならない痛さです。鼻をかみたいけどティッシュが触れても飛び上がる痛さで悶絶の日々でした。いや、正確にはかなり良くなりましたがまだヘルペスが居座っているのでまだ何かが当たるとちょっと痛いです。本当にしぶとい風邪です。わずか1か月の間に三度全て違う症状で耳鼻咽喉科に行く事など人生で初めてでした。
そんな訳で、ここ最近の私の耳鼻咽喉は壊滅状態でした。少し元気が出てきた頃に知人から滋賀の寿長生の郷(叶匠寿庵)での梅まつりのお誘いをいただいたので喜んで行ってきました。丁度見ごろで紅梅も白梅もきれいに咲き、園内にはヤギも3頭いて、美味しいランチや梅味のソフトクリームなどもいただき、最高の気分転換になりました。

